ZEHとは？

ここでは、ZEH住宅の概要や種類、補助金制度について紹介します。光熱費をかけずに快適な暮らしがしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ZEHってどんな住宅？メリットを紹介

ZEHとは、断熱、省エネ、創エネの3つの要素を取り入れた、家庭での年間使用エネルギーを実質0円以下にできる住宅を指します。

具体的には、窓や壁、床、屋根などの断熱性能を高めたうえで、省エネ性の高い住宅設備で消費エネルギーを抑えながら、太陽光発電で創ったエネルギーで消費電力をまかなう仕組みです。

ZEHが推奨されている大きな理由として、2050年のカーボンニュートラル（温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする政策）の実現が挙げられます。

また、予期せぬ自然災害や不安定な社会情勢の中でも、安定してエネルギーを需給できる仕組みづくりが急がれていることも理由の一つです。

ZEHを採用することで、住む人にとっても多くのメリットが得られます。光熱費をかけずに快適に暮らせ、かつ室内の温度変化が少ないことで健康的な家づくりができること。また、国が推奨していることから、さまざまな支援政策が受けられることもZEHの魅力の一つです。

ZEHってどんな住宅？
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ZEH住宅が受けられる補助金制度

国では、ZEHを採用した新築戸建住宅に対し複数の補助金制度を用意しています。

例えば、以下のようなものが挙げられます。

• 地域型住宅グリーン化事業

国土交通省によって採択された地域の工務店や製材、施工、設計業者などをグループ化し、そのグループに属する業者によって建てられた高性能住宅を対象に補助金を交付する事業です。ZEH仕様の場合、150万円を上限としています。

• 戸建住宅ZEH化等支援事業

経済産業省と国土交通省が連携して行っている、令和3年から令和7年までの支援事業です。

ZEH要件を満たす新築住宅（注文住宅・建売住宅）を建てた場合、1戸につき55万円を交付しています。さらに高性能なZEH＋の場合は、1戸につき100万円となります。

• 次世代ZEH＋実証事業

経済産業省では、経済的・社会的な環境に左右されない安定的なエネルギー需給を可能とすることを目的とした、次世代ZEH＋実証事業を行っています。

補助額は1戸につき100万円、対象となるのは新築戸建住宅や注文住宅の購入者で、常時居住であることや土砂災害特別警戒区域でないことなどの条件を満たした場合に限ります。

以下のページではZEHが受けられる補助制度について詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ZEH住宅が受けられる補助金制度
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